誘拐犯は…神様だったのです!
な、なにを言うの…ツヴァイさんってば
「あ、はは…いやだ!そんなことあるわけないじゃないですか!」
紫音さんを好きだなんて、ありえない
だって、紫音さんだし…自分勝手に私を花嫁にしたし
そんなこと…ありえない…ただ、私は怪我を心配しているだけだもん…
必死に否定をした私がおかしいのか、ツヴァイさんは私から離れ"へぇ"と意味深に笑う
「…う」
なんか、絶対に勘違いしてる。
「あの、ツヴァイさん…」
「良いことだと思いますよ」
「…へ?」
「誰かを好きになるのは自然の事ですので」
「で、ですから…違いっ」
"違います!"そう言おうとした瞬間―…
ビュゥー―…
「…あ!」
「……?」
勢いよく、少し強い風がふきその拍子に私の手から用紙が飛んでいく
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