誘拐犯は…神様だったのです!




「…あ」


え、今…笑った?

「あのっ」

「あぁ、凜の言う通り。天界に住む神ならみな話せる」


「や…やっぱり」


良かった。間違ってなかった…


ホッと安心すると、白鳥は突然翼をバタバタさせ首を動かしてる


「…え?」


そんな行動に紫音さんは私と白鳥を交互に見ると、またフワッとした優しい笑顔を浮かべる


「あぁ…そうだ」

「…あ」


また、何か話したのかな?


「紫音さん、今は何て言ったんですか?」


私には何を言っているか、分からないから…凄く気になっちゃう


「ん?…あぁ…ただ、凜のことを聞かれた」


「私のことを?」

「そうだ…彼女が、"私の花嫁"かと」


そ、そんなことを…?


意外な答えに白鳥をみると、さっき以上に激しく翼をバタバタと動かしてる


「……?」

「あぁ、分かってる。それは次に来た時に」

「…?」


「それより、早く戻るといい。仲間が心配している」


紫音さんの言葉に、ハッとしたのか慌てた様子で群を見て、すぐに私達の方を振り替えると勢いよく飛び立っていく



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