誘拐犯は…神様だったのです!



もしかして、"ついて来い"ってこと?


「…………」


でも…そんなことをしたら、トールさんが心配するし…ここにいるって約束を破ることになる


だけど、目の前の小鳥達の何かを訴えてる瞳に心が引かれてしまう


チラリとフウさんを見ると、ぐっすり眠っているのみたいだ


起こすのも悪いし…何よりあまり顔を合わせたくない


まぁ…大丈夫だろう…今朝みたいにトールさんに怒らるかもしれないけど


「…うん」


ゴクンと息を飲み込み、フウさんを起こさないように立ち上がれば、それを確認した小鳥達も跳ねながらどこかに向かっていく


「あ、ま…待って…」



そして、小鳥達に引かれるように私は足音を立てずに小鳥達のあとを追うとパルシュから50メートルくらい離れた場所で小鳥達は立ち止まった





< 324 / 616 >

この作品をシェア

pagetop