誘拐犯は…神様だったのです!



だけど…ハヤブサは…動物食で、鳥類を食べるって聞いた


それなの、小鳥達はハヤブサの周りをウロウロしていて、警戒心はない


この世界には、食物連鎖の法則はないんだ…



「……」



突然の出来事にどうしたらいいか分からずに固まっていると



倒れてるハヤブサの瞳がわずかに動く…


「……あ」


濁りのない、綺麗な瞳…

生きたい…そんな言葉がまるでテレパシーのように私の脳内を掠める



助け、なきゃ…小鳥達が教えてくれたんだし…何より、生きたいと彼は望んでる



あ、でも…どうしたら…


首を傾けながら、悩むと一匹の小鳥が必死にパルシュのほうに顔を向け羽を動かす



「……あ」


そうか…パルシュは確かシルビアって癒しの力があるってトールさんが言っていた


だから、あの木の下に連れていけば…


「…うん」



助かる、よね?


少し不安になるも、ゆっくりとハヤブサに近付きしゃがみこむ







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