誘拐犯は…神様だったのです!
「…ごめんね、少しだけ触らせてね」
声のトーンをさげ、ハヤブサに言い、そっと包み込むように抱き締めるとわずかにビクッと身体が震えるのがわかった
恐いんだろう…そうだよね…普通の鳥だって人間は恐いんだもん
だから…
「大丈夫だよ…私が絶対に、助けるから」
体(からだ)を撫でながら言い、ハヤブサの体に振動を与えないように来た道を引き返すと小鳥達も私に続き飛ぶ物や肩に止まる鳥達とともに戻ると
相変わらず、フウさんは木の上で目を閉じ眠ってる
私が少しいなくなったのは気づいてないみたいだ
良かった…そう安心しながら、シルビアの木に近づこうと湖に近付くも…
「………あ」
重大な問題に気づく。それは木まで行く道がないことだ
そ、そうだ…翼を持つ鳥たちなら癒しを求めていけるけど
私は翼なんてない。だから、湖を渡ることが出来ない
ど、どうしよう…
小鳥をみると、彼らはあっという間にシルビアの木に止まり私の方をみてる
・