誘拐犯は…神様だったのです!



怖いだろうに、私だって彼らを目の前にして怖い


それなのに臆することない小鳥達を目の前にグッと手を握ると


しびれを切らした彼らが、その大きな手を伸ばし小鳥達を身体ごとギュウと握る



「えぇい!黙れ!貴様らに指図をされたくない!人間を庇うならお前らも同罪だ!」


「…あ」


身体を締め付けられ苦しそうな小鳥


そんな…小鳥さんは私を庇ってくれただけなのに!


「あ、あの!離して下さい!」


小鳥達には罪はない!ただ、私を庇ってくれただけなんだから!



怖いし、身体が震えるけど…黙って見るなんて出来なく



震えを必死に押さえ彼らに言うと、ニヤリと笑いながら手を離し落ちていく小鳥を上手くキャッチして胸に抱くと彼らは再び手を大きく振り上げる




「女のくせに威勢がいいな。その威勢が人間を恨む我々の心をくすぐる」


「………っ」

「すぐに楽になる…一瞬さ」


「…っ」


"我々に出会ったのを恨め!"そう叫びながら、再び降りてくる手に"死"覚悟して小鳥を抱きながら目を瞑ると…



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