誘拐犯は…神様だったのです!



それなのに、夜会について来てもいいの?


不安な顔をする私にトールさんは腕を組ながら頷く


「あぁ、オーディンにも行けって言われたからな」


「フウさんが?…でも」


もし、トールさんがいない間に何かあったら…


「大丈夫だよ。つか、あいつの傷…もうほとんど治ってるから」


「え?そう、なんですか?」


「あぁ、ただ…色々な意味で癒えてない傷があるから引きこもってるだけだ」


「……??」


色々な意味で?癒えてない傷?な、なにそれ


意味の分からない言葉に頭にハテナを沢山浮かべると、トールさんは勢いよくパンっと手を叩く



「まぁ、そうゆうことだから!俺もいく!ちなみに俺は後で合流するから凜様は紫音様と一緒に行ってくれ」


「は、はい…」


それは、まぁ…紫音さんと約束したし…



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