誘拐犯は…神様だったのです!
けれど……
「本当に、いいんですか?」
再度そう聞くと、トールさんは迷うことなく"あぁ"と頷く
そっか…トールさんがそう言うならフウさんのことは大丈夫なんだろう
「分かりました。じゃあ、よろしくお願いします」
ゆっくりとトールさんを見て頭を下げると、それを黙って見ていたトールさんは、少し言いにくそうに言う
「それで…あ、あの、よ…凜様」
「…はい?」
「その、夜会とはあまり関係ない話しだが…きちんと言って無かったことは言おうと思って」
……??
「え?なにをですか?」
「いや、だからよ…まだあの日の事、きちんと謝ってない」
「………?」
「あの日、パルシュで俺が凜様から目を離した責任はでかい。それによって危険な目にあったのは俺の責任だ…だから、その…」
「………」
視線を私から外し、すこし身体をくねらせ意を決して私の前に膝まつく
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