誘拐犯は…神様だったのです!
「いや、友達でいい」
「そう…ですか?」
「あぁ」
「良かった」
トールさんがそう言ってくれたのが嬉しくニコリと彼に微笑むと僅かに頬を赤く染め私から視線を反らす
「………?」
「あー…なんか…やべぇ」
「やべぇ?」
な、なにが?
あ…てか、なんでさっきからトールさんの顔が赤いんだろう
まさか!熱でもあるの!?看病疲れとかで?!
「トールさん、具合が悪いんですか?」
トールさんに近づき手を伸ばして彼の額を触るとトールさんの瞳が大きく開かれる
「う、うーん…」
熱は、ないみたいだけど…私をみるトールさんの顔はさらに赤くなっていく
顔は赤いのに…熱くはない…どうしてだろう
首を傾げながら、彼の額を触っていると…トールさんは私の手を掴み額から手を離す
「や、やめろよ…熱なんてねぇから」
「え…でも」
「つーか!額を触るな!」
「だ、だって…そうしないと熱があるか分からないですし…」
「分からなくていいんだよ!第一、体調が悪いから赤くなってんじゃねぇから!」
「……へ?」
体調が悪いから赤いんじゃない?じゃあ…なんで、赤いの?
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