誘拐犯は…神様だったのです!





「ありがとうございます。でも、凜様はどうしてそんなに…お優しいんでしょうか?」


「え?そんな、優しくなんかないですよ…」


「いえ、お優しいですよ。さすがアン様に似ておられる」


「……え?」


アン様に似ている?


アン様って、紫音さんのおばあ様だよね?


「そう、ですか…」


「はい、まぁ…似てしまうのは仕方がないことですが」


「……?」


え、ど、どうゆう意味?仕方がないこと?



頭にハテナを浮かべツヴァイさんを見ると、ハッと口元を手で多い苦笑いをする


「い、いえ。なんでもないです。気にしないで下さい」


「…………」

「それでは、何か暇を潰すものを持ってきますので、夜まで紫音様を待ちましょう」


「あ、はい」




それから、長い時間


私は紫音さんが帰ってくるのを待った







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