誘拐犯は…神様だったのです!
本当にこんな屋敷に住んでいったい、彼らは何物なのよ…
そう改めて感じ、廊下を歩いていると不意に曲がり角から話し声が聞こえて来た
「……?」
だ、誰かいるの?
息を殺すように、近付き曲がり角から少し距離を離して壁に背中を寄せながら耳を澄ます
「それで、例の侵入者は捕らえられたのか?」
「いえ、最善をつくしていますが…今だ姿を見つけられません」
「…………」
声からして、男性だろうか。詳しい内容は聞こえないものそれは分かる
ど、どうしよう…このまま出て行くわけには行かないし
だからと言って、戻ってしまったら意味がない。
それに、戻る所を誰かに見つかれば命はないかもしれない
それは、絶対にイヤなわけで…ぐっと唇を噛む
あの人達がいなくなったら行こう。そう思い、ドキドキと心臓が鳴りながら彼らの様子を伺おうと顔を覗かせると…
「…………え」
私の瞳には衝撃的なものがうつる
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