誘拐犯は…神様だったのです!
え…なに、膝ま付いてるの?
そんな気配を感じていると、ため息まじりの息をはき彼は口を開く
「いい、任務からの帰りで急いでいたんだろう?それなら仕方がない。だが、常に周りに気を張ることを忘れるな」
「は、はい!ありがとうございます!」
頭を下げ深々とお礼を言うと一人がチラリと私に視線をおくる
「ところで、紫音様…」
「…?」
「その、大変失礼ですが…そちらの女性は…どなたでしょうか」
「…っ!?」
わ、わたし!?
ビクリと身体が動くと、彼は更に強く抱き締め片方の手が私の髪の毛をなでる
「そのうち分かる…それより、私達は今いい所なんだ。邪魔をしないで欲しい」
そう言うなり、髪の毛を撫でる手とは反対の手が腰に周りイヤらしく絡み付く
「……なっ」
な、なにを…っ!
「あ、大変失礼しました!では、我々は下がりますのでごゆっくり続けて下さい!」
そう早口に言い、彼らは素早くその場から立ち去ってしまった
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