誘拐犯は…神様だったのです!
「………っ」
な、なんだか…と、とんでもない誤解をされてる
こ、この人が変なことを言うからっ
軽く見上げながら睨むと彼らの姿を見つめ見えなくなるなり、力を弱めそのまま体が離れる
だけど、冷静に立つことなんか出来なくフラッと脚がバランスを崩し、そのまま床に座り込んでしまう
「………う」
は、恥ずかしい…
頬が熱くなりついうつ向く
「……」
そんな私を見つめるのは冷たい視線
な、何を言われるんだろうか…
どうして逃げたんだ!と、怒鳴られるのか
もしかしたら、縛られて軟禁されるかもしれない
見つかるかもしれないと思っていたけど、まさかこの人に見つかるのは予想外で…
その姿を改めてみると身体が震える
私ってば、なに今さら…震えてるんだろう
「………っ」
ギュと手を握り、その震えを押さえつけると目の前からため息が聞こえる
・