誘拐犯は…神様だったのです!
「あの、ところで紫音さん?今の話でふと思ったんですけど…私のおばあちゃんが紫音さんのおばあ様だったこと、海鈴さんは知っていたんでしょうか?」
海鈴さんは花屋でおばあちゃんもよくその花屋にいき顔見知りだったはず
そして、その海鈴さんもおばあちゃんも神様だったから、知っていてもおかしくないよね?
当たり前に浮かぶ質問に紫音さんは少しムッとしたように口を開く
「あぁ、無論、知っていただろう。アン様も同様で知ってはいたと思うが」
やっぱり、そうだよね…
「まぁ、そのことに関して海鈴は何も言わないだろう。アイツは一見温厚に見えるが、ずる賢いし容赦がない…」
え?そうなの…
「そんなことないですよ?私には凄く優しいですよ」
天界でも、人間界でも私によくしてくれたし…
「それは、凜だからに決まっている。アイツは…ムカつくくらい凜を特別視してるからな」
「………あ」
それは…まぁ……自惚れてるわけじゃないけど、海鈴さんが私を大切にしてるのはわかる
何回も大切とか特別って言われたし……
なんか、それを思うと顔が赤くなりそれを隠すように更に紫音さんに近付くと彼はため息をはきながら口を開く
「それに…海鈴は…天界で一番敵には回したくない男だから」
「え?……は…ぁ…?」
敵にはしたくないって…なんか、それだけ聞くと海鈴さん…物凄く悪人みたいなんだけど…
「あの、紫音さん?なんで、海鈴さんをそんな風に思うんですか?…」
あの海鈴さんは…敵にはしたくないキャラにはどうしても見えないのに…
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