誘拐犯は…神様だったのです!
人形みたいに綺麗な容姿で私が何も言わなくても私のことを分かってくれてる
あんな人、そうそういないもの…だから最後に本当に会いたかったな
無理だって分かってるけど、ついそんなことを考えてしまうとツヴァイさんは優しく口を開く
「大切な方だったんですね」
「はい、だからつい思いだしちゃって寂しくなっただけです」
「…凜様」
「大丈夫ですよ…寂しいし、不安ですけど…約束は守りますから」
そうすれば、またグレンさんに会えるし
それまでの辛抱だ
ギュッと手に力を込めてツヴァイさんに向かって微笑むと優しい笑顔を浮かべ
私が触ったオレンジのポピーを摘み取る
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