恋と上司の甘い相関関係
「そんな彼女には信頼も期待も…庇うような価値もないわ!!」


「──っ…」



…酷いなぁ……


言葉の力って凄いんだ。


自信とか、希望とか、誇りとか…

あたしが持ってるちっぽけだけどとても大切なものは、その一言だけでいとも簡単に崩れてしまう。



きっと結城さんは、自分の欲しいモノが手に入らなくてヤケになってるだけなんだろうな。


だけど、八つ当たりとも思えるあたしへの罵りの数々は、あたしの存在価値すら無いものにしてしまうような気がして──…


胸が引き裂かれるようにズキズキと痛くて、痛くて仕方なかった。


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