恋と上司の甘い相関関係
「結城は知らないだろうが、相川は休みの前日に残業してまで自分の仕事を確認してたんだ。

それもちゃんと退勤した後に、残業手当もつけないでな」



部長…そんなとこまで見てくれてたんだ……。


自分の密かな努力を分かってくれてる人がいる──


そう思っただけで、あたしは胸がいっぱいになって、目頭が熱くなっていた。



「そんな丁寧な奴があんな初歩的なミスをするなんて腑に落ちないし、いい気になってるとも思わない」



部長──…


あたしのこと、まだ信用してくれてるの?


もう信用なんてとっくに失ったものだと思っていたのに……


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