恋と上司の甘い相関関係
「おい、雅」


「──っ!?」



突然腕を掴まれて振り向くと、拓海さんの綺麗な顔が10センチほどの距離にあった。


夕日を受けた、髪と同じオレンジブラウンの鮮麗な瞳に捉われて

動けなくなったあたしに、彼が一言。



「顔が赤いけど、熱でもあんじゃねーか?」



──コツン。


そして、おでことおでこがくっついた。



「~~~っ!!!」



ドキ──ン!!


今のあたしは、たぶん漫画にしたらハート型の心臓が服を突き破って出ていることだろう。


だって…今時そんなことして熱測る人っている!?


漫画でしか見ないでしょ!?


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