恋と上司の甘い相関関係

「勝手なこと言ってんじゃないわよ…!」


「え?」



俯いてボソッと呟いたあたしに、皆の視線が集中する。


でもそんなのも気にせず、あたしは顔を上げて三神さんをキッと睨み付けた。



「さっきからデタラメなことばっかりぬけぬけと…!
あなたに部長の何がわかんのよ!?」



突然声を荒げたあたしに、周りの人達が好奇の視線を向ける。


三神さんも部長も、皆が呆気にとられてぽかーんとしていた。



頭もガンガンするし、顔も体も熱い。


それでも火がついてしまったあたしの怒りの導火線は、もう止まる術を持たない。


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