恋と上司の甘い相関関係
また平岡さんは奥に戻ってしまい、一人残されたあたしはとりあえずバッグの中をあさる。


いつものノートやらペンやらを取り出していると、「おまたせ〜」と声がした。



「あ、はい!え〜と今日はどんな……」


と言いながら振り向いた先に飛び込んできた光景に、あたしは目が点になった。



「え……えっ!?これは……」


「ちょっと気合い入れ過ぎたかな?」



平岡さんが手にするもの。

それは花束──ではなく、花束のような色鮮やかなフルーツに彩られたスイーツ。


このお店でも見たことがない、特別綺麗なスイーツだった。



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