恋と上司の甘い相関関係
「…そんなことありません!」



自分を卑下する拓海さんに、あたしはまたつい熱くなってしまう。



「大事なモノのために必死になることが愚かだなんて思いませんよ!

仮に失望するようなことがあったとしても、どんな拓海さんもあたしは好き──」



………………………………………………………………!!!


ぅきゃあぁぁ〜〜〜!!!!


つい勢いで、すすす好きって…!!



心の中ではもう一人の自分が暴れまくっているものの、体は硬直して口はぽかーんと開けたまま固まるあたし。


拓海さんは目をぱちくりさせた後、すぐにニヤリと含みのある笑みを浮かべる。



「…何だって?よく聞こえなかった」


「〜〜〜っ!!」


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