恋と上司の甘い相関関係
「ん?」と耳の裏に手を当ててあたしの顔に近付けるイジワル部長。


もうっ!こんなふうに告白するつもりじゃなかったのに…あたしのバカ!



でもこうなったら仕方ない。

よーく聞こえるように言ってやるわよ!



あたしはグイッと拓海さんの腕を引き寄せると、耳元に向かって


「拓海さんが──
だい・好き・ですっ!!」


と、おもいっきり言ってやった。




『うるせー!!』と耳を押さえながらも、わははっと歯を見せて笑う拓海さんは

プレゼントを貰った少年のようにすごく楽しそうで、嬉しそうで……


あたしの胸はキュンキュンと痛いくらいに悲鳴を上げていた。




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