恋と上司の甘い相関関係
「お、ここだ」


部長が足を止めたのは客室ではなく、レストランの前。



「……え、ここ?」



入口のすぐ傍には

“デザートビュッフェ”
“GWケーキフェア開催中”

と書かれた小さな看板が立っている。


あたしは目が点になった。



「これ…ケーキバイキング…?」



背の高い部長の顔を見上げると、したり顔でふふんと笑っている。



「な?お前がオンナになれる夢の国だろ?」



!!!

そーいうことだったか…!!


なによ!もう〜〜〜っ!!!


どえらいコトを想像していた自分がものすごく恥ずかしくなって、あたしは湯気が出そうなくらい顔が熱くなった。


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