wild poker~ワイルドポーカー~
『では、ルールを説明します』
「ちょっと待てよ!!これって一体、何の冗談?テレビか何かなの!?」
そう言ってありきたりな台詞を吐きキョロキョロと辺りを見回すが、カメラの様なモノは見つからない。
『テレビ?……う~ん。エンターテイメントという広い意味では、ある意味合っているかもしれないね。これは僕を満足させる為だけのゲームだから』
「……ゲーム?」
『そう……ポーカーゲーム』
俺の呟く様な問いに、少年はニヤリと不敵な笑みを浮かべて見せた。
何故かその笑みにどうしようもない不安を感じ、ゴクリと喉を鳴らして空気を呑み込む。