幼なじみじゃイヤなんだ。
私達は暗い屋上の入り口に立ち、重い扉を開いた。


大量の風が流れ込むのと同時に、一瞬視界を奪われる程の眩しさが2人を襲う。


一面、青の世界が広がる。


ここに来たのは入学式の時以来。


充電をしてもらった時以来だった。




「うわぁ…」




やっぱり言葉が漏れる。



青のパワーに私は引き付けられる。



いつも流瑠に『単純』と言われる私は、怒っていた事も、ケンカしていた事も、もうすっかり忘れていた。




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