幼なじみじゃイヤなんだ。
流瑠が私の方に歩いて来る。





どくん どくん どくん………





流瑠が目の前に立った時、街灯に照らされたその表情が見えた。



ねえ、なんて顔してるの?


寂しそうな顔に、私まで胸がギュッと痛んだ。





「ね、ねぇ、上坂くんと何話してたの?」





上坂くんはなにを言ったの?


告白のこと?



流瑠に告白のことは言いたくない。

上坂くんが言ってたら……。


気になる。





「……うん。桜が気にする様な事じゃないよ」


「……」





・・・どうして隠すの?


怪訝な顔をする私に今度は流瑠が言う。





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