猫に恋する物語
@・・・。
なんなのよあんた!!おかげで寿命が100年縮んだじゃないのよ!!

*お前は何年生きるつもりだったんだ!

メタボはまたツッコミを入れてきた。タイミングもバッチリ。

安心すると同時に疲れがどしっときた。

@はぁー。よかったね。あんた命救われたのよ?感謝しなさい。

*・・・。
俺はお前に絶賛殺され中なんだが・・?

@あっああごめん!
慌てて私はお尻にしいて座布団化したメタボを助け?だす。

*うぉぉ?こころなしか俺の体がぺったんこに!?

@フッ、気のせいよ。座布団化などしていない。安心せよ!

*そおか?やっぱり・・・。

@ええい!まどろっこしい!いちいち気にするな!
@とにかく私は疲れたああああああ。私も寝たい!

私の荒れ具合を気にしながらメタボは受け答えをした。

*でもその□とやらはどうするんだ。というか俺はここにいていいのか?
おずおずと確認するように、そして不安を体にまといながら聞いてきた。

@なぁーにをいまさら。
いーに決まってんでしょ。




うちにおいで!





*っつ・・・・!

メタボは顔をそむけた。


そして私は、、、

この猫が大好きになった。





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