winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜

そんな顔ずるい・・・。

拒否できないよ。



「呼び捨ては、まだできないから

くん付けでもいいかな?」


これなら、呼べるかも。



「うん!呼んでみて。」


え?今?

すると、彼は、またしっぽを振る犬のようになって

わたしの顔を見つめている。


そんなキラキラした顔で見つめられたら

呼ぶしかない。



「えっと、雪、くん?」


わたしが呼んでみせると

雪くんは真っ赤になった。


「自分が呼べって言ったのに。」


「あは、あはは・・・・」


なんか気持ち悪い声をあげながら笑いだす。



変な人・・・・。



そして、ぴたりと笑い声をとめて

「もう一回。」

と言ってくる。



「雪くん。」


言われるがままに呼ぶと

また真っ赤になって笑い出す。


そんな珍行動が何回か続いた。





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