~とある教師と優等生の恋物語~
「だからね、そのうち自然と消えてく想いだと思うの」


(さらなる攻撃がホント必要かどうか考えてから追い打ち攻撃しろってんだ)


「あ、そう。なら早く消えといいッスね…」


(ああ、俺様のガラスの心が木っ端微塵だ)


「あ、やっぱ先生もそう思う?」


「……」


肯定しても否定しても、虚しい。


何だよ、告白されてるのにこのみなぎる敗北感は!


「てかね、あたし優等生だし、禁断の恋とか言ってる場合じゃなくて、キャンパスライフを楽しむためにはまず大学受験もあるし。今現在は受験勉強も出遅れてるし」


「じゃ、なんでこんな高飛車告白してんだよ?勉強しろ、勉強を!…いらねぇよこんな告白。てか告白じゃねぇだろ」


「なんか、胸に抱えてるとスッキリしなくて」


「…てめぇ」


「ん?」


「これはまさかの『てめぇがスッキリするためだけの告白』か!」


「ピンポ~ン。あ~これでスッキリして受験に没頭できるわ」



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