秘密恋愛



何でレイナさんは、こんなに大量の服と下着を持って来たんだろう……。


さっきまで“ありがとう”と、お礼を言ってた私の頭にそんな疑問が浮かんだ。


私が、もう家に帰れないと知ってるってこと?


聖夜さんは、レイナさんに私のことを何て話してあるんだろう……。


殺人現場を見られたから拉致ったとでも話したのか?


お互い本名を知らない間柄なのに、それはないか……。



「あの、これ……」



そこまで言いかけた時、何て聞いていいのかわからなくなって言葉が止まった。



「ん?」



レイナさんは、私を不思議そうに見ている。


私は聖夜さんをチラッと見た。


聖夜さんは、私が見た事を気にしてないかのように黙々とサンドイッチを食べながら雑誌を読んでいた。




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