桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
「あ……私は……その、女子を呼び捨てとか慣れていなくて……」
「王子様なのに?」
俺が不思議に思って続けると、今度は口をパクパクさせだした。
可愛いー。
そういえば昼の約束を取り付けに行った時も、女子に囲まれていたけど……桐さんが誰かを名前で呼んではいなかったような……。
苗字に「ちゃん」づけだったかな?
「………距離感がわからないんだ……」
ぽつりと、桐さんが言った。