誠の桜に止まる蝶
「はあはあっ・・・」

俺はいったい何人切ったのかわからないくらい人を切っていた。

俺と近藤さんは一階を平助たちに任せて二階の浪士の会合場所に来ていた。

「新撰組めがあああああっ!!!!」

浪士はきりがない。

俺は次々と切り捨てていく。

「ふっ。残りはお前だけだよ」

最後の浪士を前にそう告げる。
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