誠の桜に止まる蝶
そして近藤さんに私の力について説明した。

「なるほど・・・・不思議な力を持っているんだな・・・」

近藤さんは神妙な顔で頷く。

「そうですね。私今後この力を新撰組の皆さんの為に使っていきます。」

「それはありがたい!でも無理はしちゃいかんぞ?」

心配げにこちらを見てくる近藤さん。
本当にお父さんみたい・・・

「はい!」

私は元気良く頷く。

「蝶ちゃん。疲れただろう?もう今日は休みなさい。」

「はい。そうさせてもらいます!失礼します。沖田さん。先にお部屋戻ってますね。」

私はそう行って近藤さんのお部屋を後にする。
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