待ち受けカノジョ。
「だいぶ古い洋楽だよね。いつの曲?」
遠い目をする父ちゃん。
「俺が高校の時にな…。好きだった子が、よくピアノで弾いてたんだよ」
「えっ!?父ちゃん好きな子なんていたの?」
「バカ、オマエ。俺だって好きになった女くらいいるぞ!」
ポコッ!
頭を軽く殴られた。
「当時の俺はチャラチャラ遊んでるテキトーなヤツだったけど、結構本気だったんだよ」
…本気?
この父ちゃんが?
「その子とは、2回付き合ったんだ。でも結局別れたな…。まぁ、俺のせいだがな」
『俺のせい』?
その言葉どこかで…
ふとあの日の映像が思い浮かんだ。
遠くに聞こえる波の音。
細い手からハラハラと床に落ちた手紙。
部屋の奥にあった白いピアノ。
ハッ!!
まさか。
「父ちゃんさ、友美さんの手紙って読んだ?」
真っ直ぐオレの目を見る父ちゃん。
「はぁ?なんじゃそりゃ。知らんぞ?」
これは、すっとぼけてる顔じゃない。
そっか。
そうだったのか…
ここにもまだ、過去に捕まってる人がいる。
遠い目をする父ちゃん。
「俺が高校の時にな…。好きだった子が、よくピアノで弾いてたんだよ」
「えっ!?父ちゃん好きな子なんていたの?」
「バカ、オマエ。俺だって好きになった女くらいいるぞ!」
ポコッ!
頭を軽く殴られた。
「当時の俺はチャラチャラ遊んでるテキトーなヤツだったけど、結構本気だったんだよ」
…本気?
この父ちゃんが?
「その子とは、2回付き合ったんだ。でも結局別れたな…。まぁ、俺のせいだがな」
『俺のせい』?
その言葉どこかで…
ふとあの日の映像が思い浮かんだ。
遠くに聞こえる波の音。
細い手からハラハラと床に落ちた手紙。
部屋の奥にあった白いピアノ。
ハッ!!
まさか。
「父ちゃんさ、友美さんの手紙って読んだ?」
真っ直ぐオレの目を見る父ちゃん。
「はぁ?なんじゃそりゃ。知らんぞ?」
これは、すっとぼけてる顔じゃない。
そっか。
そうだったのか…
ここにもまだ、過去に捕まってる人がいる。