一生の傷。
――――――――――夜
(ピンポーン)
来た。 はぁー
ガチャ、
「よっ」
「やぁ」
挨拶を交わし家に入れた。
ご飯は作るのがめんどくさかったから
家で食べて来てもらった。
とりあえず、部屋に行って
勉強の続きをした。
大輔は私の携帯をいじっていた。
私は自分の携帯を他の人に
見られるのがとても嫌だ。
「これ誰?」
大輔は私に携帯を突きつけてきた
画面を見たら
元彼とのプリクラだった。
「あぁ元彼。」
「お前こんな奴と付き合ってたの?」
「うん」
私は少しむかついた。
元彼はとても優しかった。
だからそんな言い方して欲しくない。
そんなことを思いながら
勉強を続けた。
相変わらず大輔は私の携帯と
自分の携帯を交互にいじっていた