たいむ あうと。
「これ…私…が…」
信じられなかった。
自分が琥珀を刺したことが…
琥珀は重い体をあげ、弓で直接亜子を刺した。
「うぁぁっ!!」
痛みが体を巡っては叫んでいる。
琥珀は弓を抜くと、そのまま倒れた。
亜子の体に抱きついたまま、彼の体温だけが伝う。
血で暖かくなっている琥珀の体…。
ふと顔をあげてみると、琥珀は安らかな顔をしていた。
「…どうして…こんな…コトに」
亜子は涙をこらえることが出来なかった。
昨日は3人で星空を見ていたのに…。
きっと上手くいくと思っていたのに…。
仲間だと…信じていたのに…。
「理解できねぇんだよ…桜と木陰は…」
残りの力を使いながら、琥珀は言う。
弱弱しく、震えた声で…。
「過去に…木陰の一族の奴がここを訪れたことがあった…今と同じことをしようとしたんだろうな…俺はかまわず、ソイツを殺した…」
「殺すことが正しいコトなのッ!?」
「…こんなやり方しか出来ないんだ…俺には」
琥珀が亜子を抱きしめる力が弱まっていく。
それを確かめるように、亜子の力は強まる。
「最後だから…言っておく…。お前らと過ごした日々は…楽しかった…嘘じゃない。ありがとな…ごめんな…」
留め止めも無く涙が溢れてくる。
琥珀が手を伸ばす。
しかし、途中でその手は落ちた。
琥珀の心臓は止まり、目を閉じていた。
ー安らかな笑顔をしながら…。
「うぁぁぁあぁあ!!」
何も分からなくなり、亜子は叫ぶ。
屋敷が燃えて、部下が外まで出て戦っていた。
そのまわりには死体が転がっている。
「お父さん!!」
ー光典の部屋で、龍が叫んでいた。
部屋に転がるのは、玲奈、光典、雅仁の死体。
3人とも血に染まり、倒れていた…。
信じられなかった。
自分が琥珀を刺したことが…
琥珀は重い体をあげ、弓で直接亜子を刺した。
「うぁぁっ!!」
痛みが体を巡っては叫んでいる。
琥珀は弓を抜くと、そのまま倒れた。
亜子の体に抱きついたまま、彼の体温だけが伝う。
血で暖かくなっている琥珀の体…。
ふと顔をあげてみると、琥珀は安らかな顔をしていた。
「…どうして…こんな…コトに」
亜子は涙をこらえることが出来なかった。
昨日は3人で星空を見ていたのに…。
きっと上手くいくと思っていたのに…。
仲間だと…信じていたのに…。
「理解できねぇんだよ…桜と木陰は…」
残りの力を使いながら、琥珀は言う。
弱弱しく、震えた声で…。
「過去に…木陰の一族の奴がここを訪れたことがあった…今と同じことをしようとしたんだろうな…俺はかまわず、ソイツを殺した…」
「殺すことが正しいコトなのッ!?」
「…こんなやり方しか出来ないんだ…俺には」
琥珀が亜子を抱きしめる力が弱まっていく。
それを確かめるように、亜子の力は強まる。
「最後だから…言っておく…。お前らと過ごした日々は…楽しかった…嘘じゃない。ありがとな…ごめんな…」
留め止めも無く涙が溢れてくる。
琥珀が手を伸ばす。
しかし、途中でその手は落ちた。
琥珀の心臓は止まり、目を閉じていた。
ー安らかな笑顔をしながら…。
「うぁぁぁあぁあ!!」
何も分からなくなり、亜子は叫ぶ。
屋敷が燃えて、部下が外まで出て戦っていた。
そのまわりには死体が転がっている。
「お父さん!!」
ー光典の部屋で、龍が叫んでいた。
部屋に転がるのは、玲奈、光典、雅仁の死体。
3人とも血に染まり、倒れていた…。