僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?

弘美さんの夜勤は月・金。

それ以外は八時半~五時半と十時半~七時半の二交代制。

僕は彼女のスケジュールに合わせ、月・金に深夜のシフト、それ以外の日を八時~五時のシフトで希望を出した。

彼女が夜家にいる時は一緒にいたいし、夜勤明けの朝は一緒に迎えたい。

ただそれだけの理由だった。

長期と深夜の就労が可能であることが気に入られ、アルバイトはあっけなく決まった。

僕は意気揚々と家路を急ぐ。

昨日の買い物を思い出し、冷蔵庫の中身から今晩はカレーと検討をつけた。

(そうだ、ルーを買い忘れてたな)

僕はスーパーに立ち寄り、カレールーと、疲れて帰る弘美さんのために、プリンを一つ購入した。

家の前まで来たところで、女性の姿に目が留まる。

弘美さん?

いや、違う。誰だ?
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