僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?
「あの、こちらに何か……」
僕のかけた声に振り向いた彼女の顔を見て、頷いた。
アーモンド型の少し垂れ目がちな大きな瞳。
弘美さんと同じ綺麗な目。
「もしかして、弘美さんの娘さん?」
「何? あなた、誰?」
警戒心丸出しの、尖った声が返ってきた。
「申し遅れました。
僕、昨日からこちらに下宿させて頂くことになった、畠山孝幸です。宜しく」
と、僕は軽く頭を下げる。
「下宿? そんなの聞いてない」
彼女は綺麗な顔をちょっとしかめ、僕を睨んた。