僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?
そんなロボットみたいな小間使い生活を二年も続けた。
幸い、娘は無事志望の大学に受かり。
主人も出世した。
私以外の周りは、何事もなかったように動いていた。
わかってた。
全てを完璧にこなそうとするのは、自分の只の自己満足だって。
私がどんなに頑張っても、誰も褒めてはくれないことくらい。
何が私にとって一番かなんて決められなかったし。
そんなことを突き詰めて考える、心の余裕もなかったし。
この苦しい時間が永遠に過ぎるのかと考えると、訳もなく涙が零れるようになった頃、父が亡くなった。
悲しみと同時に、安堵する自分がいて。
そんな気持ちを抱く自分を嫌悪した。