金平糖のような甘い甘い恋
 あたしは気持ちを落ち着かせるため
部屋を見渡した。


 「きれい」


 やっぱり部屋はきちんと
片付けられていてきれいだった。

 机を見るとアルバムのようなのが乗っていた。


 「なんだろう」


 あたしはそう思いながら中身を見た。
 すると、中にあったのは景色の写真だった。


 「すごぉ」


 写真はすごくきれいで
四季の景色や空や色々な写真があった。

 裕輔先輩ってこーゆうの撮るんだぁ。
 以外すぎる。

 あたしは写真を眺めていた。


 「おい。何勝手に見てんだよ」


 といつの間にか入ってきた裕輔先輩が
ジュースとコーラを持って立っていた。


 「わっ!!ごめんなさい!!
気になってしまって...
てか、写真きれいですね!!!」


 あたしはアルバムを裕輔先輩に見せた。


 「そうか?」


 と言ってテーブルにコップとコーラを置いた。


 「ほれ」


 裕輔先輩はコップにコーラを流して
あたしに渡してきた。


 「あ。ありがとうございます」


 あたしはそれを受け取って床に座った。

 あたしは写真を見ながらコーラを飲んでいた。
 そんなあたしに


 「そんなにきれいだったらやるよ。それ」


 と写真を指さしながら言った。


 「いいんですか?!」


 「おう」



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