Aimez-moi plus(Love me more)
気だるい身体をなんとか動かして、寝返りをうつ。

うっすらと開いたまぶたに優しいキスが落ちてきた。

「おはよ・・・」

あ・・・そうか・・・

ゆうべは・・・・


倉木くんの腕に包まれている私は、いつの間にかパジャマをしっかり着ていて、ゆうべのことはまるで夢だったかのようだった。

それでも身体を動かすと、ゆうべのことが思い出されるように気だるい。

「・・・おはよ・・」

「熱は、どう?」

倉木くんの大きな手が私の前髪をよけて額に当てられる。

「・・・ずいぶんさがったみたいだね」

朝日が差し込む部屋で、こんなふうに穏やかな時間を過ごすのって初めてかもしれない・・・

微笑む倉木くんがキラキラして見える・・・

「ん?どうかした?」

私はなんだか恥ずかしくなって、倉木くんの胸にすり寄った。

あれ?

すり寄った時に気がついた自分の左手の違和感。
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