Aimez-moi plus(Love me more)
「あ・・・」

薬指にはめられた小さいダイヤの指輪。

「・・・・これ・・・」

声にならない・・・

だって、私たちは今まで恋人同士だったわけじゃない。

顔をあげると、倉木くんがちょっと照れたように笑う。

「・・・俺、まだまだ未熟だけど・・・」

そう言いながら、私の両手をぎゅっと握りしめる。

「結婚してください」

まっすぐに見つめられたまま、時間が止まる。





結婚・・・?




私が?

倉木くんと?




「会社入ったときから、ずっと好きでした」



思わぬ告白に、頭が真っ白になった。
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