空の彼方に
口から漏れてしまう声も吐息も、もう我慢なんてできない。

重くなったまぶたをうっすら開けると、恥ずかしい姿の自分が目に飛び込んでくる。


はだけたパジャマ・・・

捲り上げられた下着・・

大きく開かれた・・・



・・・私、なんて顔してるんだろう・・・



「・・・見えるか?」

「・・・うん・・・」

「・・・俺の事誘ってるだろう?」

「・・・う・・ん・・・」

一時的に止まっていた指が再びやわやわと動き出す。
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