君色
水を飲み干すのどの動きすらも色っぽい。

私はそんな気持ちを隠すように、水を飲んだ。

「真秀、おいで」

私が水を飲み終わったのを見て、伊織さんは別の部屋のドアを開けて手招きした。

伊織さんとドアの隙間からはベットが見える。


え?

もう・・?

ゆっくりと伊織さんに近づくと、伊織さんは私の肩を抱くようにしてその部屋に招きいれてくれた。


「わぁ・・・」


その部屋は電気がついているわけじゃないのに、すごく明るかった。
< 44 / 81 >

この作品をシェア

pagetop