君色
「ええ、間違いないですね。おめでとうございます。7週目ですよ」
「・・・真秀・・!!」
翌朝、会社に遅刻していくと連絡を入れてくれた伊織さんは、私を車に乗せ病院まで連れてきてくれた。
診察が終わって、先生にそう言われると私たちは泣いて喜び合った。
不妊治療で訪れていた病院だったので、先生も心底喜んでくれて早速これからの生活についていろいろ指導をしていただいた。
「・・・今日は休むか?」
今日はトーコちゃんのアトリエに行く日だった。
少し遅れる、と連絡を入れてあったから行かなければならない。
それに・・・ちゃんと、報告したいし・・・
「ううん、行く。ちゃんと報告したいから」
ここに、私と伊織さんの赤ちゃんがいるんだよって・・・
何よりも大事な命を授かったんだよって・・・
「そうか。帰りは迎えに行くから、待たせてもらうんだぞ」
「はい」
伊織さんは前を見つめたまま、お腹に手を当てている私の手を握ってくれた。
「・・・真秀・・!!」
翌朝、会社に遅刻していくと連絡を入れてくれた伊織さんは、私を車に乗せ病院まで連れてきてくれた。
診察が終わって、先生にそう言われると私たちは泣いて喜び合った。
不妊治療で訪れていた病院だったので、先生も心底喜んでくれて早速これからの生活についていろいろ指導をしていただいた。
「・・・今日は休むか?」
今日はトーコちゃんのアトリエに行く日だった。
少し遅れる、と連絡を入れてあったから行かなければならない。
それに・・・ちゃんと、報告したいし・・・
「ううん、行く。ちゃんと報告したいから」
ここに、私と伊織さんの赤ちゃんがいるんだよって・・・
何よりも大事な命を授かったんだよって・・・
「そうか。帰りは迎えに行くから、待たせてもらうんだぞ」
「はい」
伊織さんは前を見つめたまま、お腹に手を当てている私の手を握ってくれた。