Primo Amore(初恋)
次の日、私は無事一人で飛行機に乗り込み札幌空港に到着した。

すぐに慧くんとも会えて、私たちはタクシーで慧くんのアパートに向かっている。

飛行機の時間が遅かったので、すでに今は午後7時。

「実夏ちゃん、お腹すいてない?」

「・・・・あー。うん、ちょっと空いたかな」

「じゃあ、荷物を置いたら近くのラーメン屋さんにでも行こうか、すっごくおいしいんだ」

「本当に!?」

そんな会話をしながらも、私たちは手をつないだまま。




幸せ・・・

もうずっとこうしていたい。



手をつないでいるだけでこんなに満たされるなんて、今までの私は知らなかった。
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