Primo Amore(初恋)
「ちょっと待ってて」

慧くんは一緒に差していた傘を私に預けると、アパートの階段を上がっていった。

少しすると、慧くんは荷物だけ置いてすぐに階段を下りてきた。

「行こう」

再び私は慧くんの手を取って歩き出した。

慧くんが連れて行ってくれたラーメン屋さんのラーメンは本当においしくて、身体までぽかぽかあったまった。

「おいしかった~~」

「良かった」

アパートに帰ると、慧くんはすぐにお湯を沸かしてくれてる。

私はその間、慧くんの部屋を見回していた。

余計なものが全然ない・・・

基本的に落ち着いた色調でまとめられている部屋は、慧くんらしい部屋ですごく落ち着いた。
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