Primo Amore(初恋)
「慧くんっ」

腕を伸ばして慧くんに飛びつくと、その勢いで慧くんと一緒にベットに倒れこんでしまう。

「ちょ、ちょっと・・・実夏ちゃん・・・」

慧くんの上に私が乗り上がるような格好で、私は慧くんをじっと見つめた。

「・・・慧くん・・・しよ?」

顔を真っ赤にした慧くんが可愛くて、私は思わずその唇に自分の唇を重ねた。

ひさしぶりに感じるそのぬくもりは愛しくて苦しくて、私はだんだんと深く角度を変えていった。

「ん・・・ふ・・・実夏・・」

拒もうとする慧くんの頬を両手で押さえる。

「・・・会いたかった」

私はその気持ちをどう伝えたらいいのかわからず、何度も何度もキスをした。

「・・・クリスマスプレゼント・・・実夏をあげる」

私は呆然とする慧くんの上で身体を起こし、着ていたパジャマのボタンをはずしていく。
< 49 / 69 >

この作品をシェア

pagetop