さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
「原田さん、私より年上なのに子供みたい。」
原田さんを見ていたら思わず笑ってしまった。
「笑うんじゃねぇよ!」
原田さんの一言に笑いが止まらなくなる。
「それより、新選組って?」
ん?
この人は何をとぼけた事を言っているんだろうか?
「原田さん達、新選組じゃないんですか?」
私の問い掛けに原田さんはこくんと頷く。
ど、どういうこと!?
もしかして、私新選組じゃないどこかにいたの!?
ううん、そんなはずはないよね。
新選組幹部の人の名前はちゃんと一致しているし。
私が首を傾げると、原田さんは呆れた様に口を開いた。