さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―



「原田さん、私より年上なのに子供みたい。」




原田さんを見ていたら思わず笑ってしまった。





「笑うんじゃねぇよ!」




原田さんの一言に笑いが止まらなくなる。




「それより、新選組って?」




ん?




この人は何をとぼけた事を言っているんだろうか?




「原田さん達、新選組じゃないんですか?」




私の問い掛けに原田さんはこくんと頷く。




ど、どういうこと!?



もしかして、私新選組じゃないどこかにいたの!?



ううん、そんなはずはないよね。




新選組幹部の人の名前はちゃんと一致しているし。




私が首を傾げると、原田さんは呆れた様に口を開いた。


< 53 / 308 >

この作品をシェア

pagetop