Vrai Amour ~妃奈の場合~
結婚式当日----------



恒輝さんが選んでくれたドレスに身を包み、自分でも見惚れてしまうほど

きれいな花嫁が鏡の中に映りこんでいた。



「本当、きれい・・・妃奈ちゃん」


「ありがと」


双子の妹たちもいつの間にか成人を向かえ、ずいぶんと大人っぽくなっていた。

だけど、まだ本当の恋には出会えていないみたい。

私はブーケトスをせずに双子にブーケを渡せるようにとブーケを作ってくれる友達にお願いして2つのブーケをひとつにまとめたものを作ってもらっていた。


二人にも、きっと素敵な人が現れるように・・・




「あ、もうすぐ時間じゃない?」

「私たちはそろそろ・・・」

「あ、そうね」

そう言うと甘えっこの美桜が私に抱きついてくる。

「・・・本当におめでとう、妃奈ちゃん」

恥ずかしがりやの美空は、微笑みながらうなづいている。
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